河西玲奈さんが第38回日本ハイパフォーマンス・メンブレン研究会で最優秀賞を受賞しました

2023年5月12日

2023年3月18日(土)・19日(日)に東京・日本教育会館一ツ橋ホールで開催された第38回日本ハイパフォーマンス・メンブレン研究会で河西玲奈さん(環境応用化学科4年:当時)が最優秀賞を受賞しました。
受賞した論文は「アルブミンの限外濾過における逆濾過洗浄時の温度の影響」で、膜を用いて行う血液浄化治療の性能が、治療時間の経過とともに低下することについて、逆方向から濾過をかけることで性能が部分的に回復すること、そして、その効果は逆濾過の温度が重要であることについて、まとめたものです。
この研究は河西さんが卒業研究として1年間かけて行った内容であり、人工腎臓で治療を受けているすべての患者さんの治療効率を改善するものとして、期待されています。河西さんは、人工臓器やドラッグデリバリーシステム分野の研究を専門とする山下明泰教授の生体化学工学研究室でこの研究を行い、卒業後は医療器械メーカーで活躍されています。

  • 受賞者:河西 玲奈
  • 受賞題目:アルブミンの限外濾過における逆濾過洗浄時の温度の影響
  • 受賞名:第38回日本ハイパフォーマンス・ メンブレン研究会 最優秀賞
  • 受賞日:2023年4月26日

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