第19回環境応用化学セミナー

2021年7月1日

下記のとおり、第19回環境応用化学セミナーを開催いたします。今回は、第11回グリーンソサエティーセミナー、2021年度第2回生命機能セミナーとの併催とします。機械工学の視点から、分子サイズから、ナノ、マイクロサイズの要素技術やその応用技術に関する講演をお願いしました。みなさまのご参加をお待ちしています。

  • 日時:2021年7月21日(水) 15:00-16:40
  • 形式:オンラインセミナー(Zoomを利用)

講演1(15:00-15:45)

ナセラミックス/金属系傾斜機能材料の作製と評価

塚本 英明 先生
(法政大学理工学部機械工学科・教授)

傾斜機能材料(FGMs)は、材料内で組織、組成をはじめそれに付随する様々な性質が異なるスケール(ナノ、マイクロ、メゾ、マクロ等)、異なる空間的次元(1次元、2次元、3次元)で連続的もしくは段階的に変化する材料として定義でき、単一材料もしくはマクロ的に均質な複合材料では得られない様々な特性を発現させることができます。本講演では、FGMsの設計、作製、評価法を紹介し、近年のFGMs開発および今後の展開について言及します。

講演2(15:50-16:35)

超音波細胞学〜培養細胞を利用した再生医療や創薬に機械工学ができること〜

竹村 研治郎 先生
(慶應義塾大学理工学部機械工学科・教授)

ヒトiPS細胞の樹立をきっかけに、培養細胞を利用した再生医療や創薬研究が大きな注目を集めています。こうした研究は近い将来の新たな医療産業としても期待され、細胞の大量培養や品質管理が市場成長に向けた喫緊の課題となっています。大量生産、品質管理は機械工学をはじめとして工学の得意とするところです。本講演では、超音波照射による物体の非接触ハンドリング技術を利用した増殖培養の自動化や高品質化、組織形成技術を紹介します。

  • セミナー聴講希望者は、下記までご連絡ください。Meeting IDおよびPWをお知らせします。
  • マイクロ・ナノテクノロジー研究センター(E-mail:nanotech@hosei.ac.jp)
  • メールタイトル「第11回グリーンソサエティーセミナー申込み」メール本文に,所属学部・学科,お名前,学生証番号を記載してください。

主催:法政大学マイクロ・ナノテクノロジー研究センター
共催・後援:法政大学生命科学部 環境応用化学科、法政大学生命科学部 生命機能学科
世話人:法政大学理工学部 御法川 学

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